健康食品・サプリメントの泉

サプリメントとは

健康食品とサプリメント、つまりサプリはまぎらわしい言葉のようで、区別がつきにくいですね。

よくわかりにくいので、サプリメントとは何かということをまとめてみますと次のようになります。

サプリメントはアメリカで発達

サプリメントはアメリカの食品区分、ダイエタリー・サプリメントからきています。

食生活で不足しがちなビタミンミネラルアミノ酸、ハーブなどの成分を錠剤にするか、ゼラチンなどのカプセルにつめて効能が期待できるようにしたものです。

アメリカでは医療費がとても高くつきます。

たとえば、日本で盲腸の手術をした場合、保険を使って、入院費込みで7〜9万円ですが、アメリカでは保険に入っていない人が多く、その場合、200〜400万円にもなります。

救急車も有料で、1回につきお金が5〜6万円ぐらいかかります。

それで、保険が使えない人が病院に行かなくてもすむ、安くて効能が期待できる医薬品のようなサプリメントが発達したわけです。

サプリメントの問題点

1985年のアメリカとの医薬品・医療機器分野の協議のあと、1990年代のアメリカの要求による規制緩和により、いわゆるサプリメントを含む健康食品が市場解放されたのが始まりのようです。

見た目が錠剤やカプセルですと、薬のような感じで、いかにも効きそうな気がします。

アメリカから入ってきたということもあって、社会的な認知が一気にすすみました。

日本では厚生労働省がエビデンス(医学的根拠)を確認できないことから、サプリメントの多くは、医薬品でない食品のうちの一般食品に分類しています。

食品は特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品である保健機能食品と一般食品に分類されますが、健康食品やサプリメントは一般食品です。

したがって、効能を保証するものではありませんし、特定保健用食品(トクホ)のように効能が期待できると国が認めたものでもありません。

サプリメントは健康食品の一種ということで、一般食品の中に分類されます。

サプリメントは薬事法の規制外のため、後になって、業者の虚偽・誇大広告や自己判断でサプリメントを購入してしまい、健康被害を訴える人が続出し、社会問題になりました。

サプリメントの一般的な形状

一般の健康食品はいろいろな原材料を粉にしたものやエキスを抽出したものであり、粉末や丸薬のような形をしていることがよくあります。

サプリメントの多くはビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブなどの有効成分を抽出・添加していますので、医薬品のような錠剤やゼラチンなどでつくられたカプセルに入っています。

原材料の粉末とかエキスにビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブなどの成分を抽出・添加したものもあり、形状も錠剤、カプセルといった、健康食品とサプリメントのどちらともいえるような形状の健康食品もでています。

つまりサプリメントは

サプリメントはあくまでも補助食品であり、健康食品の一種です。

そして、ビタミンやミネラルなど特定の栄養素や成分を主成分にしたものということになります。

形状・形態が錠剤やカプセルなど薬のようであり、一般の健康食品が東洋医学の漢方薬とすると、西洋医学の薬剤である、医薬品により近いものに見えます。

しかし、あくまでも補助食品であり、エビデンス(医学的根拠)が認められている医薬品ではありませんから、効能を保証するものではありません。

また、効能が期待できると国が認めたものでもありません。

効能も一般の健康食品がじわじわと効能を発揮することが期待されるのに対して、サプリメントはすぐに効能を発揮することが期待される健康食品ということになるでしょうか。

反面、ふつうの食事と同時に摂取すると、過剰に摂取することになるビタミンAのような成分もあり、妊婦など特定の方では健康を害する危険性があるサプリメントもあります

そのため、健康な方でもサプリメントを摂取する場合には、注意しなければならない場合があります。

また、体調の悪い方、すでに病気にかかっている方、妊婦の方、高齢者、児童などは摂取する前に医師などの専門家に必ずご相談ください。

サプリメント先進国のアメリカではサプリメントの効能の見直しが進んでいて、十分なビタミン、ミネラルを摂取する人にとって、サプリメントは効能があるどころか、害があるとの研究も2013年に発表されています。

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