健康食品・サプリメントの泉

特定保健用食品(トクホ)とは

特定健康用食品(トクホ)と栄養機能食品は保健機能食品に分類され、最初は厚生労働省の所管でしたが、平成21年9月から所管が厚生労働省から内閣府の外局である消費者庁に移管されています。

始めはアメリカの外圧か

1985年のアメリカとの市場指向型・分野別協議の医薬品・医療機器分野の協議以来、アメリカの医薬分野への参入外圧は高くなりました。

厚生労働省は医薬品や医療器具・機械の輸入の審査・許認可の期間の短縮などを行わなければならないようになりました。

健康食品の一種である、アメリカのサプリメントやブームとなった青汁などの健康食品も日本国内に向けて何らかの基準が必要となったようです。

健康食品やサプリメントの問題

1990年ごろから健康食品やサプリメントが一般に知られるようになると、虚偽・誇大広告を行う製造業者や輸入業者がでてきました。

ブームにあてこんで、粗製濫造したものや、効能どころか無承認無許可医薬品の成分まで含んだ健康に害のある健康食品やサプリメントがでてきました。

健康食品やサプリメントは医薬品ではなく、その効能にエビデンス(医学的根拠)がないものがありましたし、自分の判断や業者にだまされて購入した方の健康被害がでて、社会問題となることがありました。

特定保健用食品(トクホ)の始まり

特定保健用食品(トクホ)は1991年に健康増進法にもとづく保健機能食品の一種としてできました。

国が健康の維持増進に役立つ食品としてその有効性や安全性を承認したものです。

つまり国がその効能を認めて、消費者に特定の用途に対して保健効果が期待できる安全な食品を選んでもらうようにしたものです。

血圧やコレステロール血糖値などを正常に保つことを助ける効能や、善玉菌(ぜんだまきん)である乳酸菌や食物繊維が入っていて整腸作用が期待できると国がお墨付きを与えたのです。

特定保健用食品(トクホ)は健康食品

特定保健用食品(トクホ)は国が認めた健康食品ということができます。

ただし、特定の用途ということで、血圧を下げるとか、コレステロールを下げるとか、血糖値を正常に保つとか、おなかの調子を整えるとか、用途が限定されています。

特定保健用食品(トクホ)は一般の健康食品のように血糖値や血圧、コレステロールを下げ、おなかの調子も整えますといった、いろいろな用途に効能が期待できるのではない食品ということです。

しかし、特定保健用食品(トクホ)は食べる量や食べる期間など用法を守っていれば、効能が期待できますので安心という面もあります。

特定保健用食品(トクホ)はそれだけに、価格も高く、それだけの効能だけでは割高だと感じる方もいらっしゃいます。

特定保健用食品(トクホ)でなくても、同じ生理機能に影響を与える成分を含んでいる健康食品やサプリメントもありますから、同じ効能が期待できるのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、医薬品でない、特定保健用食品(トクホ)でもない、いわゆる健康食品やサプリメントはその効能が保証されたものではありませんし、期待できるエビデンス(医学的根拠)もありません。

特定保健用食品(トクホ)もその効能が保証されたものではありませんが、その効能が期待できるエビデンス(医学的根拠)を国が認めたものです。

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